プロが教える職務経歴書の書き方「これってNG?OK?」23例

「職務経歴書を用意してください」と言われたものの、初めての転職で書き方がわからなくて困っているあなたへ。

このページでは、書類選考の合否を左右する「職務経歴書」の書き方について、よくある疑問23例を、採用のプロ7名が「OKなのか」「NGなのか」判定した結果を載せています。中には見解が分かれるものもあって、正解はひとつではないことがわかります。本質を見極めて、魅力的な職務経歴書づくりの参考にしてください。

もくじ[

1.「株式会社」を「(株)」と略して書いてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

ビジネス文書ですので、会社名は正式名称で記載してください。(まつした@人事、労務、法務責任者)

履歴書も職務経歴書も、社名は正式名称を書くのが原則です。業界によっては影響がない場合もありますが、略してもプラス評価にはなりません。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

「株式会社」も含めて正式な会社の名前になります。名前を省略することは失礼になるため、省略せずに書きます。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

省略せずに正式名称で書くべきです。(株)でも意味は伝わりますが、印象がよくありません。(澤井@元・人材コーディネーター)

略さず正式名称での記載がマナーです。また、急いで雑に記載したと思われて良い印象にはなりません。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

ビジネスマナーとして、略さずに正式名称で記載するのが基本です。前株か後株かにも注意してください。(小池@元・職業訓練校職員)

職務経歴書の会社名称は、正式な形で記載する必要があります。よって、略式である(株)はNGです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

2.文章を「だ・である」調で書いてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

「です、ます」調で記載するのがビジネス文書の基本です。(まつした@人事、労務、法務責任者)

文章から伝わる人柄が上から目線になりがちなため、あまり良い印象になりません。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

職務経歴書はイメージも大切なため、「です・ます」口調で丁寧な印象となるように書く必要があります。「だ・である」で書くと、上から目線と思われることもあるため、避けたほうがいいです。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

高圧的で偉そうな印象を与えてしまうので、「です・ます」調で書くのがベストです。(澤井@元・人材コーディネーター)

ビジネスマナーとして、文章は敬語で書くのが基本です。文章に特徴を出したいのでしたら、内容に力を入れて書いてください。(小池@元・職業訓練校職員)

「ですます調」で書かないと、読んだ時に丁寧ではない印象や、上から目線の印象になりがちです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

△の理由

です、ます調のほうがより丁寧なのでベターですが、採用担当により受け取り方が違います。どちらにしても必ず統一してください。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

3.「準社員」として働いている場合、雇用形態は「契約社員」と書いてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

雇用形態や呼び方は会社によって違うので、その会社との雇用契約のとおりに記載します。わかりにくい場合は「準社員(契約社員)」のように、かっこ書きで補足するとよいでしょう。(まつした@人事、労務、法務責任者)

準社員は正式な雇用形態ではなくて、企業ごとの区分になります。「契約社員」と書くと間違いにつながってしまうこともあるため、会社に雇用形態を確認してください。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

必ずしも「準社員」=「契約社員」ではないので、「準社員」と書くべきです。(澤井@元・人材コーディネーター)

雇用形態が違うのでNGです。でも、「準社員」として入社したはずが、雇用契約書に「契約社員」と書いてある場合は、雇用契約書に書いてあるままに記載するのがおすすめです。(小池@元・職業訓練校職員)

OK理由

準社員の定義が、雇用の期間の定めのある契約社員と同義ならばOKです。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

△の理由

「準社員」の定義自体があいまいであるため、実際の自分の雇用形態と「契約社員」の定義が合っているかどうかによります。もし、実際に有期雇用の契約社員なのであれば、「準社員」と書いて問題ありません。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

4.以前勤めていた会社が倒産している場合、職歴として書かなくてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

記載してください。倒産したことが記載省略の理由になりません。(まつした@人事、労務、法務責任者)

倒産に関わらず、仕事の経験になるので書く必要があります。倒産事実は会社概要に書いて、経験と実績をアピールしていきましょう。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

書かないとブランクが空いているように見えて不利になってしまうし、その会社での経験が採用担当者の目に留まるかもしれないので、職歴はすべて書きましょう。(澤井@元・人材コーディネーター)

職務経歴書はこれまでの会社の履歴ではなくて、職務経歴を記載するものです。なので、どんな企業でどのようなことをしていたのかを伝えるために書いてください。(小池@元・職業訓練校職員)

倒産していても書いておいたほうが良いです。例えば、3年勤めて倒産してしまった場合、書かないとその3年間は空白となってしまうからです。無職で3年間過ごしていたと解釈されてしまうリスクもあります。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

一般社員であれば、「会社倒産により退職」と記載しましょう。ブランク期間に見えると採用担当に不安を抱かせることがあります。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

倒産していたとしても、書く必要があります。書かないと空白期間だと捉えられて、選考の際に不利になることもあります。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

5.履歴書に書いてあれば、数ヶ月の短い職歴は職務経歴書に書かなくてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

記載すべきです。履歴書に記載があるのに職務経歴書には記載がないと、記載漏れしたと思われてしまいます。(まつした@人事、労務、法務責任者)

省略してしまうと、離職期間と見なされて、書類選考上不利になるので、短い職歴でも書いておきましょう。 (仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

履歴書の職務経歴を詳細に記述したものが職務経歴書です。記載がなければ「記入忘れ」と思われる可能性があるので、書かなければなりません。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

在職期間が短くても、その会社での経験からアピールできることがないか探して職務経験を書いたほうが、熱意が伝わります。(澤井@元・人材コーディネーター)

履歴書と職務経歴書を照らし合わせて見て、矛盾や抜けがあると印象に関わります。短い職歴でも書いておいたほうが好印象を得られます。(小池@元・職業訓練校職員)

履歴書に書いてあるなら、職務経歴書にも記載しましょう。相違があると、採用担当に不信感を持たれる可能性があります。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

履歴書に書いてあるのに職務経歴書に書いていないと、選考担当が混乱するからです。短すぎて書くことがない場合も、「○○社については、期間が非常に短いため割愛しました」などと理由を書くのが良いです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

6.従業員数を書く場合、社長も含んだ人数を書いてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

従業員数から社長は除きます。また、社長だけでなくて、役員も従業員ではありません。(まつした@人事、労務、法務責任者)

社長は取締役という立場で、従業員ではないので、含めずに記載します。他の取締役も同様に、従業員に含めず書くようにします。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

社長は経営者なので従業員として数えません。(澤井@元・人材コーディネーター)

社長は従業員ではないので、従業員数には含めません。もしフリーランスなどで従業員がいないのであれば、従業員数を記載する必要はありません。(小池@元・職業訓練校職員)

社長は使用者にあたるため、従業員数には含めません。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

社長は従業員ではないため、従業員数には入れません。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

△の理由

社長は従業員ではないため、厳密に言えばNGですが、従業員を1人多く記入しても大きな影響はありません。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

7.応募先と異なる職種の職歴は書かなくてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

募集と異なる職種であっても職歴に記載します。応募時は、できるだけ多くの情報を伝えることを心がけましょう。(まつした@人事、労務、法務責任者)

どんな経歴でも省略せずに書くのが原則なので、書いておきましょう。詳しく書きたくなければ、触れる程度で良いです。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

職歴はすべて書く必要がありますし、異なる職種でも活かせる経験はあるので、アピールできるように書いておきましょう。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

これまでどのような経験をしてきたかを伝えるために、書くべきです。職種が異なっても、どのように仕事に打ち込んできたかを採用担当者は知りたいと思っています。(澤井@元・人材コーディネーター)

職務経歴書はそれまでの経歴をもれなく書くのが基本です。それに、無関係に思える職歴が採用担当の目に留まる場合もあります。(小池@元・職業訓練校職員)

ブランクの期間ができてしまうので、記載しましょう。ただ、業務内容はアピール要素がなければ簡潔にして、アピールできる要素があれば、どう活かせるかをわかりやすく書く工夫をしましょう。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

完全に省略すると、空白期間なのか、ただ書いていないのか選考担当者が判断できません。なので、省略するなら「○○社については、今回の応募職種とは異なる職歴のため、割愛しました」などと理由を書くのが良いです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

8.副業も経歴として記載してもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

△の理由

原則、記載しませんが、経歴のプラスになるのであれば、記載してもよいでしょう。副業の内容によってケースバイケースといったところです。(まつした@人事、労務、法務責任者)

転職先が副業可能であれば、アピールポイントにもなるので書くことをおすすめします。ですが、副業を禁止している企業の場合は、「副業をするかもしれない」と思われる可能性もあるので、書かないほうがいいです。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

応募する職種や業種に関わりがあれば書いてもよいですが、全く関係なければ書かないほうがよいです。採用担当者に「そのうち副業を本業にしたいのかな?」と思われると印象がよくありません。(澤井@元・人材コーディネーター)

在籍していた企業や応募先の企業が副業OKであったり、応募先の仕事に関係のある内容の副業なら、記載してアピールしても良いです。でも、応募先が副業禁止の場合は記載しないほうが好印象です。(小池@元・職業訓練校職員)

副業を推奨している会社や、副業の仕事内容がアピールにつながるならOKです。ですが、副業を推奨していない会社の場合は触れないほうが無難です。どちらか判断がつかない場合は、書かないほうが無難でしょう。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

応募先企業の副業への考えや、アピールにつながるかどうかなどによって、有利にも不利にもなり得ます。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

OK理由

自分の経験やスキルを説明・証明するのが職務経歴書なので、副業が応募した職種と関連するものでしたら、書いたほうが良いです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

9.アピールできる実績がない場合、あまり良くない実績を書いてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
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澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

OK理由

あまりよくない実績は、視点を変えて対応します。例えば、参加したプロジェクトの結果がよくなかった場合、数字には触れずに、社内選抜された点だけにとどめるなどです。数字以外で会社に貢献した点を実績として記載します。(まつした@人事、労務、法務責任者)

あまり良くない実績でも、そこから学んだことや得た知識、技術や経験などをアピールすることができます。(小池@元・職業訓練校職員)

そのまま書いてもアピールにならない場合は、内容を盛ることも見せ方としては必要です。0を1にするのはNGですが、1を10に見せるのはOKです。例えば、「ハードワークな環境でも、無遅刻、無欠勤でした」 「(自分の所属している部署が表彰された場合なら)○○賞受賞のために先輩から課せられた役割を全うしました」などです。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

事業規模や業務の特性によって、実績の良し悪しは一律に決まりません。「自分がどう考えて行動したか」という具体的な取り組みや工夫を追加することで、アピールにもなります。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

△の理由

小さくても実績があることはアピールポイントになるので、良くない実績のままではなくて、アピール方法を検討して書くようにしましょう。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

その実績を書くことがアピールになるかどうかで判断してください。過程を書くことで何かアピールになることがあるなら書いたほうがよいですし、アピールにならない、ただの良くない実績なら書く意味はありません。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

私だったら、あえて良くない実績は書きません。別のところでアピールできないか考えてみてください。(澤井@元・人材コーディネーター)

10.ボランティア経験は職歴として記載してもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

ボランティアは職業ではありませんので、その経験は自己PR欄などに記載します。ただし、海外協力青年隊のような職業ボランティアであれば記載します。(まつした@人事、労務、法務責任者)

賃金が発生しないボランティアは、仕事のくくりには入りません。書くとしたら、自己PR欄に書きましょう。(澤井@元・人材コーディネーター)

できることや経験のアピールになることは盛り込むべきですが、職歴ではなくて「その他」や「自己PR」などの欄に記載しましょう。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

ボランティアは職歴ではないので記載できません。たとえ有償ボランティアでも、職歴に換算はできません。アピールしたければ、履歴書の自己PR欄などに記載してください。(小池@元・職業訓練校職員)

「職歴」として書くと、誤解を与えることになります。ただ、スキルや経験が応募の職種と関連するものでしたら、アピールすべきですので、職歴とは別に「ボランティア活動」などの段落を設けて記載してください。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

△の理由

ボランティアは職務経歴にはならないので、自己PRや趣味の欄などでアピールして、分けてわかりやすく書くべきです。ただ、職務経歴で空白期間になってしまう場合は、職務経歴で書いたほうがいいです。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

ボランティアは職歴ではないので、原則はNGです。ただし、ボランティア内容が応募職種にアピールできる内容ならば、補足として記述しましょう。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

11.自営業(会社名なし)の場合、「自営業」とだけ書けばOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

自営業も職歴のひとつです。会社勤め同様に、従事した職種と実績などを記載します。(まつした@人事、労務、法務責任者)

企業勤めと同様に、自営業として行なってきた業務を書く必要があります。特に自営業は業務内容がわからないことが多いため、詳しく書くようにしましょう。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

自営業でも、どんなことをしていたのか伝えるために職務内容を記載すべきです。(澤井@元・人材コーディネーター)

会社名や屋号がなければ社名は書かずに「自営業」と書きます。さらに、職種や業務内容なども記載しなければなりません。(小池@元・職業訓練校職員)

「自営業(○○)」というように、カッコ書きで業務内容を補足説明するのが望ましいです。「自営業」だけだと、具体的に何を行なってきたのか不明と採用担当者が判断して、選考上不利になります。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

会社名がなければ、会社名は書かないで構いません。ただ、会社勤めの職歴を書くときと同じように、業種と仕事内容は書いてください。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

12.過去の実績はすべて書かなくてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

OK理由

ポイントをしぼってわかりやすく伝える観点から、実績は主要なものだけで記載して問題ありません。(まつした@人事、労務、法務責任者)

過去の実績をすべて書いて膨大な文章になると、採用担当者にすべてを読んでもらえない可能性があります。なので、アピールしたいポイントを中心に全体の情報量を調整して書くことで、読んでもらえるようにしましょう。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

職歴が多くなると各勤務先での実績すべてを書くのは難しい場合もあるので、アピールしたい実績だけ選んで記載すればよいです。(澤井@元・人材コーディネーター)

勤務年数や仕事の形態によっては全て書くのは困難ですし、長くなりすぎても採用担当が読み切れません。あくまで経験・スキルのアピールになる観点で、代表的なものに絞って記載するほうが効果的です。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

過去の実績はすべてを書く必要はありません。特に、転職歴が何回かある場合、あまりに昔のものまで書いても見にくくなってしまいます。実績の高いものや直近のものを中心に書いてください。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

職務経歴書はそれまでの経歴をもれなく書くのが基本です。転職回数や実績が多すぎて書ききれないと思っても、要点をまとめて書いてください。(小池@元・職業訓練校職員)

全て書くのが原則です。職務経歴に空白があるのはリスクでしかありません。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

13.誰でも知っている会社なら、「会社概要」は書かなくてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

まったく関係ない会社でも社名が同じ場合があります。有名な会社であっても、会社概要は必ず記載します。(まつした@人事、労務、法務責任者)

会社名を知っていても、企業情報や事業内容などの詳細は知らないことが多くあります。なので、最新情報で記載する必要があります。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

他の職歴の会社概要を書いているのなら、合わせて書くべきです。応募書類はできるだけ丁寧に書くのが原則です。(澤井@元・人材コーディネーター)

たとえ日本を代表する有名企業だとしても、会社概要は記載するのが基本です。書いていないと、記載漏れと判断されてしまう可能性もあります。(小池@元・職業訓練校職員)

異業種からの転職の場合など、採用担当がどこまで詳しいかはわかりません。また、会社規模や具体的な事業内容がわかると自己PRの後押しになります。
(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

「誰でも知っている」という基準自体が人によって違います。なので、「誰が読んでもわかるように」書くのがマナーです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

OK理由

限られたスペースで職務経歴書の内容を濃いものにするために、省略するのも一つの方法です。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

14.フリーランスの経験を職歴として記載してもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

OK理由

フリーランスであっても立派な職歴ですので、もちろんOKです。(まつした@人事、労務、法務責任者)

フリーランスも1つの職務経歴となるので書く必要があります。経験した業務を詳しく書いて、アピールしていきましょう。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

会社に属していなくても、職歴であることに変わりはないので記載して大丈夫です。(澤井@元・人材コーディネーター)

フリーランスも職歴に変わりはないので、書いてください。(小池@元・職業訓練校職員)

実務経験としてアピールできるのであれば、書いたほうが良いです。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

応募先に貢献できる実績がわかるように、受託した案件内容、規模などを具体的に記載しましょう。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

書いて全く問題ありません。事業や仕事内容の説明が会社より伝わるづらくなる可能性があるので、なるべく具体的にわかりやすい言葉で書くようにしてください。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

15.複数の会社の職歴が似ていて代わり映えしない場合、ひとつにまとめて書いてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

職務経歴が似ていても企業が違えば、違う経歴となります。職務経歴は分けて記載するようにして、得た経験はまとめて書くことをおすすめします。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

会社が異なるのなら、それぞれの会社に分けて書くべきです。職種は同じでも会社が異なれば業務量や会社規模が異なるので、仕事内容も全く同じではないからです。(澤井@元・人材コーディネーター)

どの企業でどんな仕事をしてきたのかを書くのが職務経歴書なので、まとめずに一社ずつ書いてください。従業員数や業界によって同じ職種でも見られ方が変わります。(小池@元・職業訓練校職員)

代わり映えしなくても、「工夫をしてアピールしよう」と心がけましょう。まとめるのは「手抜き」と解釈される恐れもあります。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

△の理由

会社を軸に時系列に記載するのが一般的ですが、職種を軸に記載したほうがわかりやすいのであれば、よいでしょう。(まつした@人事、労務、法務責任者)

スキルや経験の部分をまとめて書いても構いません。ですが、違う会社なので、社名はすべて記載して、スキルや経験部分をまとめた旨を明記する必要があります。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

OK理由

職務経歴書には業務経験を時系列にまとめる「編年体式」と、職務内容でまとめる「キャリア式」があります。キャリア式を活用して、職務のまとまりで経験・スキルをアピールできるように記載しましょう。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

16.スクールで学んだだけで実務で使っていない Word や Excel を、「使用できるソフト」として記載してもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

OK理由

書いてもよいですが、「実務経験なし」と添えるべきです。スクールで習得したレベルと実務使用レベルでは、できることに差があるからです。(澤井@元・人材コーディネーター)

できる操作を補足で具体的に説明すると親切です。たとえば、Wordであれば「ページ設定や図の挿入は可能」、Excelであれば「四則演算、フィルターの設定は可能」などです。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

記載しても構いませんが、スクールで学んだのみである旨や実務での具体的なレベル感を補足するか、面接で伝えておくほうが、入社後ご自身にとって苦労が少ないです。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

△の理由

学んだソフトは「使用できるソフト」として記載してアピールしたほうがいいですが、面接では実務経験がないことを伝える必要があります。実務でも使えると思われると、入社後に苦労することになってしまうからです。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

テキストや他の人の助けなしに使えるのであれば記載して構いませんが、テキストを見ながらや誰かの助けを借りないと作業できない場合は、記載しないほうがベターです。(小池@元・職業訓練校職員)

完全にNGではありませんが、実務では使っていなくて、スクールで学んだだけであることも明記したほうが無難です。入社したあとに、実務でうまく活用できなかった場合に問題になることがあるからです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

使用できるソフトは、職務経歴書ではなくて、技能経歴書に記載します。(まつした@人事、労務、法務責任者)

17.手書きで作成してもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

書類選考は、正しくビジネス文書が作成できているかのチェックも兼ねていますので、パソコンを使って作成しましょう。(まつした@人事、労務、法務責任者)

手書きではなくて、パソコンで作成して印刷したほうがいいです。職務経歴書は文章が長くなる傾向があって、手書きだと読みにくくなるためです。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

正社員クラスの応募ならば手書きはNGです。正社員は、最低限のPCスキルが求められるケースが多いので、手書きだと「PCが全く使えない人」と判断されて不利になる可能性があります。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

△の理由

応募職種によります。大半の場合はパソコンで作成したほうが見やすくて一般的ですが、応募職種が手書きを必要とするような事務である場合は、字のきれいさをアピールできることもあります。(小池@元・職業訓練校職員)

手書きでもパソコンでも構いません。手書きなら個性や熱意が伝わって、パソコンなら追加や修正が簡単で時間短縮もできるなど、それぞれメリットがあるので、状況に応じて選びましょう。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

手書きはNGではありません。ですが、職務経歴書はPCで作成するのが主流ですので、手書きで作成した場合に、「PCスキルがないから手書きにしている」と判断されてしまう可能性があります。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

OK理由

全く問題ありません!手書きの職務経歴書はめずらしいので、私だったら「頑張って書いたなぁ」と感心します。(澤井@元・人材コーディネーター)

18.強調したいポイントをカラーで色付けしてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

モノクロ出力した場合、わかりにくくなりますので、強調部分は太字か下線を使うようにします。(まつした@人事、労務、法務責任者)

今まで、色付けして強調された職務経歴書は見たことがありません。色付けしなくても伝わるように作成してみてください。(澤井@元・人材コーディネーター)

企業によっては応募書類をモノクロコピーして使用します。カラーだとモノクロコピーでは見えにくくなるので、色付けは避けてください。(小池@元・職業訓練校職員)

モノクロ出力した場合にわかりにくくなりますので、強調部分は太字か下線を使うようにします。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

△の理由

アピールしたい部分に視覚的にメリハリをつけることは大切ですが、職務経歴書は面接時にモノクロコピーをすることが多いので、あまりおすすめできません。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

社風や職種によるので、一概にNGではありません。たとえば、ベンチャー企業やデザイナー職ならアリの場合もあります。ただ、一般企業ですと、そもそも白黒印刷にすることが多いと思うので、色付けに意味がないかもしれません。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

NGではありませんが、基本的には履歴書や職務経歴書は白黒が正式な形です。指定がない場合は白黒で統一して、どうしても強調したい部分があれば、太字にするくらいに留めるのが無難です。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

19.入社するころには名字が変わる予定。応募時には新しい名字を記載してOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

職務経歴書も履歴書同様に、作成日時点の名字を記載します。(まつした@人事、労務、法務責任者)

職務経歴書には日付も記入するので、日付記入時点の名字を書くのが望ましいです。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

職務経歴書は提出時の事実に基づいて書きます。そのため、応募時は旧姓で書いて、名字が変わることは備考欄などに書くようにします。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

予定は未定なので、応募時点の正確な情報を記載すべきです。名字が変わる旨は、面接の際に口頭で伝えるとよいと思います。(澤井@元・人材コーディネーター)

予定は確定事項ではないのでNGです。面接で名字が変わる可能性だけ伝えておけば、入社時にスムーズです。(小池@元・職業訓練校職員)

応募時点の情報を記載するものですので、応募時点の名字で記載してください。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

履歴書や職務経歴書は「正式な書類」であることが基本なので、応募時の正式な名字で書くのが望ましいです。どうしても気になる場合は、備考欄に名字の変更予定について記載してください。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

20.学生時代のアルバイトを経歴として書いてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

△の理由

第二新卒での転職の場合は、学生時代のアルバイトもアピールポイントになります。ですが、第二新卒以外でアルバイトの経歴を書くと、「社会人になってからのアピールポイントがない」と思われるので書かないようにします。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

学生の場合、本業は学業なので職歴にはなりません。ですが、応募する職種に関係があればOKです。(澤井@元・人材コーディネーター)

職務経歴書は、本来は社会人になってからの職歴を書きます。ですが、第二新卒など社会人経験が少ない場合や、応募先へのアピールになる場合は記載してもよいでしょう。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

社会人の職歴よりも学生時代のアルバイトのほうが、応募する仕事に深く関係しているのでしたら、NGではありません。ただ、「社会人として職務経歴書に書けるような仕事をしていない」と見られてしまう可能性もあるので、基本的には書きません。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

学生時代のアルバイトは勤務時間が限定されることと、あくまでも本業は学生である観点から、職務経歴書に記載しません。ただし、採用にプラスになる場合は自己PR欄に記載します。(まつした@人事、労務、法務責任者)

学生時代のアルバイトは職歴ではないので書けません。どうしてもアピールしたい場合は、履歴書の自己PR欄に記載してください。(小池@元・職業訓練校職員)

職務経歴書は、学校卒業後の社会人としての職務経験を書くのが原則です。どうしてもアピールしたいなら、最後に自己PR文でアピールしましょう。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

21.派遣社員として1ヶ月だけ働いた経験でも職歴として書いてOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

OK理由

1ヶ月でも職歴であることは変わりません。記載しましょう。(まつした@人事、労務、法務責任者)

職務経歴は事実を書くことが前提なので、1ヶ月でも働いたら職務経歴には書かなければなりません。また、書かないと空白期間ができることになって、デメリットになります。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

職務経歴書はそれまでの経歴をもれなく書くのが基本なので、1ヶ月でも記載してください。(小池@元・職業訓練校職員)

社会人として職歴を重ねてきたことを記述するのが職務経歴書なので、書いて全く問題ありません。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

基本的には全ての職歴を記載しましょう。ただし、期間が短いと書ける業務内容や実績が少ないと思いますので、略歴や簡易な説明にして省略しましょう。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

もちろんOKです。応募した職種と関連した仕事でしたら、むしろ記載したほうがいいです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

△の理由

ほかに記載できる職歴がなかったり、応募する職種に関係がある場合、経験をアピールしたい場合はOKです。そうでなければ、省略したほうが無難です。(澤井@元・人材コーディネーター)

22.転職を3回している場合、職務経歴書も3枚に分けて書いてOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

出力したあとで用紙が入れ違ったときに時系列がわかりにくくなりますので、会社ごと用紙を分けるのはおすすめしません。(まつした@人事、労務、法務責任者)

職務経歴書は読んでもらうことが大事です。3枚に分けることで、採用担当者に「量が多くて読みにくい」と思われてしまうので、アピールポイントをまとめて全部で2枚以内に収めたほうがいいです。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

職歴ごとに用紙を分けて書いた職務経歴書は見たことがありません。3枚に分けなくても1枚で収まるならそれでOKです。(澤井@元・人材コーディネーター)

職務経歴書はそれまでの経歴を順を追って見るので、分けずに書いてください。1枚にまとまりきらなくても構いませんが、見やすく書くことができれば書類作成能力のアピールにもなります。(小池@元・職業訓練校職員)

3枚に分けるよりも、要点を絞って1〜2枚にまとめたほうが見やすくて良いです。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

職歴毎にわざわざ分ける必要はありません。職務経歴書はA4で2枚程度が適量ですので、業務内容やスキルを整理して収まるようにしましょう。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

職務経歴書は「1社につき1枚」ではありません。あまりに枚数が多いと読み手にも不親切ですので、転職回数が多い場合もA4で2枚程度までにまとめるのがマナーです。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

23.実績アピールの際に、クライアントの企業名を書いてもOK?

回答者 回答
まつした(人事、労務、法務責任者)
仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
澤井(元・人材コーディネーター)
成瀬(人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)
小池(元・職業訓練校職員)
にひら(人事&キャリアコンサルタント)

NG理由

守秘義務があるので、取引先が特定できる情報は書かないほうがベターです。「大手人材派遣会社」や「食品メーカー」というように業種で記載するとよいでしょう。(澤井@元・人材コーディネーター)

企業や案件によっては、クライアントと守秘義務契約を結んでいる場合もあります。社名は出さずに、クライアントの業界や特徴などで伝えてください。たとえば、「チョコ菓子で有名な大手菓子メーカー」や「箱根の老舗旅館」のように表してください。(小池@元・職業訓練校職員)

勤務先とクライアント同士で秘密保持契約を結んでいる場合もあるので、企業名を具体的に書かないほうが無難です。どうしても書きたい場合は、イニシャル表記などで実名を伏せて記入しましょう。(仲森@元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

守秘義務に触れる可能性があるので記載しないほうがよいです。採用担当にもセキュリティやコンプライアンス意識を疑われかねません。(成瀬@人事&産業カウンセラー&キャリアコンサルタント)

OK理由

実績を判断する要素のひとつになります。クライアント名は必ず記載してください。(まつした@人事、労務、法務責任者)

クライアント名を書くことで経験した業務を具体的にアピールすることができます。ただ、取引額などの詳細を書くと「機密情報を漏らす人では」と信頼してもらえない場合もあるので、企業名に留める必要はあります。(すみおか@元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)

△の理由

会社との機密契約によります。公表が許されていないクライアントの場合は、書くべきではありません。(にひら@人事&キャリアコンサルタント)

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