転職したいけど、35歳限界説が気になってしまう。転職成功のポイントが知りたい。

転職したいけど、「35歳限界説」「35歳の壁」という情報を見てと不安に思っていませんか?入社13年目、35歳の男性から、同じような相談をいただきました。

相談

私は入社13年目の35歳です。現場の一部門を任せられている立場ではありますが、職場での自分の将来性に悩んでいます。

現在の職場は、大手物流会社の物流センターなのですが、あまりにも閉鎖された空間で、外部との接触がほとんどない毎日です。特別なスキルも資格も必要のない、毎日変わらない仕事の繰り返しで、自分のスキルアップが全くできません。

ここ数年、会社全体の仕事量も減っていまして、「このままこの会社にいても大丈夫なのだろうか?」と不安を抱えています。そこで、真剣に転職を考えるようになりました。

ですが、一般的に転職でよく言われる「35歳の壁」「35歳限界説」がどうしても気になってしまいます。いざ転職しようと活動したところで、私のような潰しの効かない人間を欲しがる会社があるのか不安です。

こんな35歳を過ぎている私でも、転職に成功するポイントがあれば教えていただきたいです。

(35歳♂/トラック・鉄道輸送/物流センターの出入庫管理/新卒入社13年目/従業員5,000名以上/年収400万円~500万円未満/既婚(子あり))

実は、35歳限界説は過去の話で、35歳を過ぎてからでも転職は可能です。ただし、何の対策もなしに転職活動をしても失敗します。これまでの経験を活かした自分の強みをいかにアピールするか、が転職成功のコツです。

そこで、このページでは、人事・キャリア相談のプロ5名が、自身の実体験や友人のエピソード、転職相談の経験を元にして、35歳転職限界説について、次のような内容で見解を述べていきます。

この回答をすべて読めば、35歳を過ぎてからの正しい転職方法がわかって、転職に成功できるはずです。

回答:転職35歳限界説はすでに崩壊。一歩を踏み出す勇気を

回答者:仲森(元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザー
転職回数:7回


結論から申し上げますと、35歳限界説はすでに崩壊しています。今は人口減少による労働力不足のほうが深刻で、大半の企業は人材不足です。

そのため、35歳以上で転職を試みても、成功している例はたくさんあります。実際に、私も現在の職場に転職したのは37歳のときです。先月は業界未経験の50歳の男性が入社してきました。

先日、街に買い物に出たときも、研修生マークをつけた年配の男性が接客をしている姿を目にしました。

もちろん、転職しても年収を必ず維持、またはアップできるとは限りません。ですが、年齢を問わずやる気があって、人柄に問題がなければ転職は可能です。35歳以上の人材でも「採用したい」と考える企業は、以前よりも増えていると感じます。

そもそも、「35歳限界説」は今から20年ほど前に、転職するのがやっと当たり前になり始めたころに生まれた言葉です。

当時は35歳以上になると、転職先で求められるハードルが極端に上がってしまったため、「35歳限界説」という言葉が生まれました。現在は「35歳限界説」は死語になりつつあります。

とにかく、先入観を捨てて行動することです。35歳以上でも転職に成功できます。自分を信じて、ぜひ転職活動の一歩を踏み出してみてください。

回答:希望職種の資格を取得してやる気をアピールする

回答者:小池(元・職業訓練校勤務)
転職回数:2回


35歳を過ぎての転職に不安を感じて、二の足を踏んでいるようですね。

転職を成功させるには、希望職種や希望業界に関連する資格取得で自己アピールをすることがポイントになります。

というのも、35歳を過ぎての転職では即戦力を期待されることが多いです。実務経験がない場合でもスキルや知識、資格があるだけで他の未経験の応募者より有利になります。

知人は36歳のときに塾講師から介護用品の営業に転職しました。全くの別業界、異業種への転職でした。

知人は、少子化の影響で塾の状況が良くなかったので、人口が多い高齢者対象の仕事を中心に転職活動を開始したものの、うまくいかずに悩んでいました

そこで、職業訓練校での例を挙げて、希望職種に関連する資格を先に取ることをすすめたところ、すぐにどんな資格があったらいいか調べていました。

「福祉用具専門相談員」という資格取得に挑戦して、見事に合格。その後、資格の取得が功を奏して、無事に介護用品の営業に転職できたのです。

資格の取得は、資格自体もそうですが、取得までの努力や転職後の仕事へのやる気もアピールできる一石二鳥の手段なのです。

このように、35歳を過ぎて転職する場合は、希望する職種に関連する資格を取得することが、転職成功のポイントとなります。資格は転職活動にも、転職後の仕事にも役立ちますので、ぜひチャレンジしてみてください。

回答:自己分析をして、自分の強みと今後の方向性を考える

回答者:澤井(元・人材コーディネーター)
転職回数:4回


転職したいけれど、35歳の壁が気になって踏み出せずにいるのですね。

転職に成功するポイントは、自己分析をしっかりと行なうことです。なぜなら、自己分析をすることで転職活動の方向性を明確にできるからです。これは、どの年齢の人にも共通して言えることです。

たしかに、「35歳の壁」はあると思います。30代後半ともなれば、会社で中堅以上のポジションに配置されることが多いので、経験が重視されるからです。ですが、ただ単に「年齢が35歳以上だから転職できない」ということではありません。

私の友人には、30代半ばや40歳を過ぎてから転職して「転職してよかった」と言っている人がいます。転職を決めた理由は、人間関係やキャリアップなど様々ですが、共通していることは、「何をやりたいかが明確になっていた」ということです。

今までとは違う職種にチャレンジする場合でも、経験を活かして転職する場合でも、「自分にはこういう強みがある」とアピールすることができて、さらに「御社にこのように貢献したい」と言える人が転職に成功していました。

自分で自分のことを「潰しの効かない人間だ」と思っているうちは、転職活動もうまくいきません。これまでの経験から自分の強みを見出して、どうスキルアップしていきたいのかを具体的に考えてみてください。

ということで、35歳の壁が気になって転職に成功するか心配する前に、自己分析をしてみることをおすすめします。

回答:35歳限界説は過去の話。これまでの知識と経験を活かせる仕事を選ぶ

回答者:すみおか(元人事マネージャー&キャリアコンサルタント)
転職回数:1回


会社の状況が悪くなっていることや、スキルアップを目指したいことから転職をしたくても、35歳限界説を聞くと一歩踏み出しにくいですよね。

35歳過ぎて転職を成功させるポイントは、これまでの経験をしっかりと棚卸しして、強みを活かせる仕事に狙いを定めることです。35歳限界説は過去の話で、企業は知識や経験を持った即戦力のある人材を求めているからです。

私が職業訓練校で職業支援をした人のなかに、相談者さんとほぼ同じ年齢である36歳の訓練生がいました。

未経験の仕事に就くために、職業訓練校で新たに学んだ知識を活かして就職活動をしていましたが、なかなか採用には至りませんでした

そこで、これまでの経歴をしっかりと棚卸しし直しました。新たに学んだ知識ではなくて、今までに身についていた知識や経験を活かせる仕事に応募していきました

その結果、無事に未経験の仕事に内定をもらうことができたのです。職業訓練で学んだことは、今後の社内でのキャリアアップで活かしていくことになりました。

35歳という年齢は、これまでの経験に加えて、まだ体力的にも勢いがあることから、企業は積極的に採用したいと考えています。

ということで、35歳限界説は過去の話です。これまでの知識と経験を活かせる仕事であれば、35歳以上でも転職は可能です。

回答:自分の強みをきちんとまとめて伝えれば大丈夫

回答者:にひら(人事&キャリアコンサルタント)
転職回数:3回


転職をしようとすると、たしかに「35歳の壁」や「35歳限界説」など転職が成功しにくい、という情報がたくさん出てきますよね。

不安になるかと思いますが、自分の強みをきちんとまとめて、伝えることができれば35歳を過ぎても転職は可能です。

私はキャリアカウンセラーとして転職希望者を支援していますが、35歳以上の人もたくさんいらっしゃいます。もちろん、若いほうがより転職が成功しやすいのは事実ですが、35歳以上であっても転職に成功しています

例えば、私が支援させていただいた人のなかに、営業のサポート業務を5年間続けていた30代後半の女性がいました。

この女性は、営業から受け取った請求書を日程順にきちんとファイリングしたり、アポイントの前には資料準備してあげたり、細やかなサポートをミスなくするのが得意でした。

本人は、「私には何のスキルもない」と言っていましたが、強みだと気付いてもらいました。具体的なエピソードを挙げながら面接でアピールしたところ、経理の内定をもらえて、年収も上がりました。

今回の場合も、「一部門を任されている」ということで、ここまでに積み上げてきたものが必ずあるはずです。「こんな小さなことでもいいのか?」と思うところも書き出してみて、自分の強みをまとめて、面接で伝えられるようにしてみてください。

というわけで、35歳を過ぎてからの転職に成功するコツは、自分の強みを具体的に伝えられるようにすることです。


以上「転職したいけど、35歳限界説が気になってしまう。転職成功のポイントが知りたい。」の回答でした。
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