仕事のできる同期と比較されて仕事に行きたくない・・・どうすれば前向きに出勤できる?

今回は「仕事ができる同期と比較される」という悩みにお答えします。

私が転職した職場は、女性ばかり9名のとても小さな病院です。そこに私と約1ヶ月違いで入職してきたほぼ同期の人がいるのですが、何かとその人と比較されることが多いのが悩みです。

なぜかと言うと、経験の差もあると思いますが、その人は私よりも仕事ができるのです。反対に私は、要領も悪くて仕事がなかなか終わらないこともあります。

そんな時に、「同じように指導をしているし、同じように仕事を回しているのになぜ?」と、仕事のできる同期と比較して注意を受けることが多いのです。そんな日が続くため、私は「もう仕事に行きたくない・・・」と毎朝思ってしまうようになりました。

どうやったら、仕事のできる同期と比較される職場にいても、仕事に行きたくないと思わない朝を迎えて、前向きな気持ちで出勤できるようになれますか?

[相談者:43歳女性/病院勤務/看護師]

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回答1:後輩と比較されて悔しかった私が取った打開策


元・職業訓練校勤務の小池です。同期と比較され続けると、モチベーションも下がるし、やる気も出なくなってしまってつらいですね。

私も、後輩と比較されて悔しい思いをした時期があります。ジョブローテーションでプログラマから事務になったのですが、プログラマとは全く違う事務の仕事のやり方に悩んでいたので、比較されることが苦痛で仕方なくて何度も辞めたいと思いました。

そこで、私がつらい状況を打開するために取り組んだことは「得意なことを活かす」ことです。

得意なプログラムを活かして、業務の効率化を行なったのです。その結果、他の業務で比較されても、「プログラムは得意で、業務の効率化をするのは得意なんですが、〇〇の業務は苦手なので、いろいろ教えてください」と言えるようになって、得意な業務を依頼されることが増えてやる気も上がりました。

なので、自分の得意なことを業務に活かしてみてください。得意なことなら試行錯誤もしやすいですし、成果を周りにアピールもしやすくなります。周りに成果を認めてもらえれば、見られ方も変わって気持ちも変わります。

そして、得意なことを業務に活かしたら、次は苦手な業務をそのままにしておかないことも大切です。「どうしたら効率よくできるのか」「どうしたらスムーズにできるのか」など、どんどん質問してみてください。

苦手を克服しようとする姿勢は印象もアップしますし、「実はこんなコツがあったんだ!」という発見にも繋がります。何より、現状を改善しようとしている姿を見せることで、自然とアドバイスを貰えるようになったり、比較されることも減ってきます。

このように、まずは得意なことを業務に活かして、その上で苦手を克服する姿勢で周りにアピールしてみてください。周りの社員からの印象も変わって、自分のやる気もアップするはずです!

回答2:「同期よりもできること」に目を向けて自分を肯定する


元・人材コーディネーターの澤井です。病院はなかなか特殊な世界ですよね。女性が多い職場なので、なおさら人間関係でも悩みがちだと思います。私が前職で医療関係のスタッフを派遣していたときも、仕事の相談よりも人間関係の相談が圧倒的に多かったです。

後ろ向きな気持ちになる前に、「なぜ仕事ができる同期と差が出るのか」を考えてみてください。同期はそつなく仕事をこなしているように見えても、実は何か工夫をしているはずです。

「必ずメモを取っている」「わからないことはその場ですぐに質問をしている」というように、努力をしていませんか?まずは、真似できるところから同期の真似をしてみましょう。

そして、前向きな気持ちで出勤するために一番心がけてほしいことは、「人は人、私は私」と思うことです。今は常に同期と比較される環境にいるので劣等感を感じていると思うのですが、同期よりも自分が勝っていることはないか探してみてください。

人には必ず長所と短所がありますから、「同期よりもできる」ことがあるはずです。大人になると、つい「できる」ことよりも「できない」ことに目を向けがちですが、どんな些細なことでもいいので「できる自分」にハナマルをあげて、頑張っている自分を褒めてあげてください。

仕事のできる同期2

「同期よりもできること」に目を向けることで、自己肯定感を強く持てるようになります。そうすると、「やればできる」と思えるようになります。「やればできる」と思えるようになると、「これもやってみよう」「あれもやってみよう」と新しいことにチャレンジする気持ちも湧いてきます。

今まで朝起きて「仕事に行きたくない・・・」と思っていた毎日から、「今日も頑張ろう!」と前向きな気持ちになれるはずです。

ということで、「同期よりもできること」に目を向けて、自己肯定感を強く持つようにしてみてください。

回答3:苦手なことを謙虚に申告して教えてもらう


人事&キャリアコンサルタント・にひらです。人数の少ない職場で、同期と比べられながらやる仕事はきついですよね。

そんな中、客観的に「同期のほうが仕事ができる」と認めるのは、なかなかできないことだと思います。そこまでできているのであれば、「いっそ自分から口に出して認めて、助けを求めてしまう」ことを提案します。

具体的には、「どうやったらそんなふうに効率よくできるんですか?」と直接同期に聞いたり、比べられたときに「私も○○さん(同期)みたいにやりたいんですけど、どうしてもここの部分が早くできなくて・・・お恥ずかしいのですが、早くできるようになりたいので、コツを教えてください!」と言ってみるのです。

他のスタッフは、同期の人がいることで、「同じ時期に入ったのだから同じくらい仕事ができて当たり前」という考えになってしまっている可能性が高いです。ですが、相談者様と同期の人は違う人間ですので、経験も得意なことも違って当然です。

なので、自分から「あの人と自分は違うのだ。でも、あれくらいできるようになりたいと思っている」ということを言ってしまうのです。よっぽど性格が悪くない限り、自分から謙虚にできないことを認めて、「でも、何とか改善したい」と言って相談してくる人間を悪く思う人はいません。

また、合わせて、自分の得意な部分も考えてみてください。同期の人より得意なことが、1つはあるはずです。

というわけで、「苦手な部分は謙虚に申告して教えてもらう」「得意な部分は率先してやっていく」、この2つをしばらく試してみてください。

回答4:幸福感を高める「ポジティブ心理学」を取り入れる


臨床心理士の佐藤です。「同期と比較されて注意を受けることがつらい」ということですが、注意を受けることよりも苦しいのは、「自分でも同期と自分を比べてしまうこと」ではないでしょうか?

心理学の分野の1つに「ポジティブ心理学」というものがあります。名前だけ聞くと少し怪しい印象を受けるかもしれませんが、ポジティブ心理学は「個人の強みを研究して社会に活かしていくこと」を目的とした学問です。

ポジティブ心理学の研究では、幸福感を高めるためには「他人と自分を比較しないこと」が必要だと言われています。他人と自分を比べてしまうのは、自分に自信がないからです。自分のものさしを信用できなくて、他人のものさしで自分を測ってしまうのです。

自信のある人は自分のものさしを持っています。他人と自分を比べません。「自分が前よりも成長したかどうか」を見ます。でも、「だから自信を持ちましょう!」と言われても難しいですよね。では、自信はどうやって持てばいいか。

自分に自信をつける1つの方法として、自分の「強み」を知って、仕事や生活に活かしていくことが挙げられます。「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、人間は好きなことは夢中になって頑張れます。

たとえば、サッカー大好き少年はサッカーの練習を苦にしません。でも、「運動が苦手で読書が趣味」という人が「さぁ1時間サッカーの練習をしなさい」と言われたら、身体的にも精神的にも負担が大きいですよね。

仕事でも同じです。好きな仕事は熱中して取り組めますし、得意になります。そして、「得意になればさらに高いレベルの仕事ができる」という良い循環を生み出して、自信につながります。

ポジティブ心理学でも、「自分の強みが何であるかを知って、自分の強みを活かすようにすること」が幸福感を上げる要素であるとわかっています。もし、「自分に強みなんてない・・・」と思ったときは、身近な家族や友人からアドバイスを受けるといいです。自分が気づかなかった強みを教えてくれるかもしれません。

まとめると、まずは自分の「強み」を見つけてみましょう。そして、他人と比較しなくても安心して過ごせるような自信をつけてください。そうすることで前向きに仕事に取り組んでいけるはずです。

回答5:学生時代のバイトで学んだ「指導する側」の気持ちとは?


人事、労務、法務責任者・まつしたです。あからさまに同期と比較されるのは、あまり気分がいいものではありませんね。ですが、優秀な同期と一緒に仕事ができることは、考え方によっては喜ばしいことです。

というのも、これがもし自分よりもできの悪い同期だったら、自分の実力に疑問を持ったり、悩んだりせず、成長が止まってしまうかもしれないからです。私は、「良い仕事」とは「いかに自己成長ができるか」で、常に自分自身との戦いだと考えています。

私の体験談をお話します。学生の頃、飲食店で週2日のアルバイトをしました。私を指導するのは、すでに4年目というベテランさん。いろいろ教えてくれますが、覚えることも多くて、「あれ、これどうするんだったかな?」と、手間取ってしまうこともよくありました。

すると、先輩から「それ、先週教えたよね」と、細かく注意を受けるのです。これが嫌で、私は店のメニュー表を持ち帰って、教わったことをノートに記録して、家で復習をしました。その甲斐あってか、仕事を覚えることができました。

このとき、先輩からこう言われたのです。「よく短期間で覚えたね。最初、自分の教え方が悪いのかと思ったよ」。

この体験談から言いたいことが2つあります。

1.指導する側は、「早く一人前にしたい」と考えている

指導する側も「ちゃんと教えられているかな」という不安を感じています。そして、指導の成果を測るものさしが、教えている人が「どれくらい仕事を覚えたか」なのです。

厳しく注意するのは、「仕事を早く覚えてほしい」という気持ちの裏返しと言えるでしょう。ですので、同期との比較は、本音がポロリと出てしまった程度と受け止めて、気にし過ぎる必要はありません。

2.自ら仕事を覚える努力をすべき

自分で「要領が悪い」と感じているくらいですから、周りの人も同じように感じている可能性があります。なので、「ただ教えられる」という受身の姿勢ではなくて、自分から覚えるための努力をすべきです。

「このあたりがうまくできないので、もう少し教えていただけませんか?」と質問するなどして、仕事をしっかり身につけましょう。また、一度にたくさんの仕事をしようとせずに、確実にできる仕事をひとつずつ増やしていくことを心がけてください。これらを積み重ねることで、自信にもつながります。

まとめると、「注意されることで落ち込むのではなくて、自分ができる仕事をひとつずつ増やしていく」ことをおすすめします。積み重ねが自信に繫がって、前向きな仕事ができるようになるはずです。

回答6:人と比較しない。自分のできることを精いっぱいやればいい


人材サービス業務歴20年以上の勝山です。同期と比較されて評価されるのは嫌ですよね。たしかに同期は飲み込みが早くて、業務処理が早いのかもしれません。反対に、あなたは大器晩成型で、じっくりと実力をつけていくタイプなのかもしれないですよ。

人それぞれ、経験差や得手不得手があって当然です。なので、周りに比較されても、自分は人と比較するのではなくて、「自分にできることをやればいい」と考えて仕事に取り組むと良いでしょう。

そのためには、まず、できる仕事や得意なものから行なうと良いです。たとえ簡単な仕事でも着実に丁寧に行なうことで、「できる」という自信につながって気持ちが前向きになります。

また、注意を受けた場合は、「できなかったことは次に失敗しなければいい」とポジティブに受け取って、わからないことは周りの人に助けてもらえばいいのです。人に頼ったり、人を参考にすることも、仕事を進める上で必要なスキルです。理解できなかった原因を理解して、次からできるようになれば良いのです。

以上のように、「できることを精いっぱいやればいい」という気持ちで仕事に取り組んでみてください。気持ちの持ち方次第で、朝の出勤も楽になるはずです。

回答7:まずは良好な人間関係を築いて、大目に見てもらえる環境を作る


元人事&キャリア・ディベロップメント・アドバイザーの仲森です。まず、ひとつ言えることは、同じ職種であっても、職場が変われば最初の数ヶ月から半年くらいは、新しい環境に馴染むための苦労はつきものであることです。

人間関係はもちろん、具体的な仕事の流れ・進め方から、どんなモノがどこにあるのかといった些細なことまで、ゼロから覚えなくてはなりません。

そんな中で、本来の実力を発揮できなかったり、思ったとおりに仕事が進まないのは、実はよくある話です。相談内容から察するに、まだ職場の人間関係も十分に構築できていないようにお見受けします。今の状況で早く仕事に慣れて結果を出そうとしても、悪循環を招く恐れがあります。

そこで、まずは先輩や同期と良好な人間関係を構築するように心がけることをおすすめします。多少仕事が遅くても、「一生懸命やってるし、入ったばかりなんだから仕方ないな」と思われるような環境を自ら作ることを最優先にしてください。

さらに、人間関係の構築をゲーム感覚で楽しめると効果的です。例えば、「この上司はこんな一面がある」と共通で盛り上がれる話題をこっそり探して楽しむのです。同期も「ライバル」と考えずに「味方」と考えて、仕事のコツや職場の人間関係について教えてもらいましょう。

良好な人間関係は、仕事の失敗やミスをカバーできる「セーフティネット(網の目のように救済策を張ることで、全体に対して安心安全を提供する仕組みのこと)」のような効果も発揮します。懸命な姿勢を見せつつ、周囲とも仲良くなろうと心がけることで、周りの見方も変わってきます。

もし、以上のような努力をしてもどうしても環境が改善されない場合は、転職も視野に入れるべきです。

9人程度の小さいコミュニティだと、「力を持った先輩とそれに従う後輩」という主従関係ができあがってしまっている場合もあります。そんな場合は無理をして心身のバランスを崩す前に転職することをおすすめします。幸い、看護師という職種は転職回数は不利な要素にはなりません。

まとめると、まずは仕事の成果よりも良好な人間関係を作ることを意識してください。それでも環境が改善されない場合は、「たまたま馴染まない職場だった」くらいに割り切って、他の職場への転職も視野に入れましょう。

3行まとめ:仕事ができる人と比べられたときの対処法

  • 「自分が得意なこと」を見つけて活かすことで自信を付ける
  • 苦手を克服しようとする姿を見せて、印象をアップさせる
  • 比較されるのは、「早く仕事を覚えてほしい」という気持ちの裏返し
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