お局にいじめられている。どんな対策をすればいい?

今回は「お局にいじめられているので、対策が知りたい」という悩みにお答えします。

職場のお局が気性が荒くて、小さいことでいちいちイライラして、八つ当たりしてくるので参っています。

どんなことでイライラするかと言うと、クリップを1つ机の上に出しっぱなしにしていただけで、「すぐにそれをしまってください。机が汚いのは心も汚い証拠です」と、重箱の隅をつつくような、揚げ足取りのような注意をされます。

また、お局にペンを借りて、うっかり3日返し忘れて、「お返しするのが遅くなってしまい、すみませんでした。ありがとうございました」と言って返したら、「だらしなさすぎる!ふざけないでよ!」と激ギレされて、ペンを投げつけられました。

その後、1ヶ月くらい、まともに口を聞いてもらえませんでした。他にも、私が帰ったあとに、男性社員がゴミを机の上に置いたままにしていたら、翌朝に怒鳴られるのは男性社員でなく、私なのです。私に「ちゃんと捨ててから帰れ!」と当たり散らしてくるのです。

毎日が理不尽なことだらけで、もう参っています。女性社員は私とお局だけなのですが、お局のイライラはすべて私に向けられて、男性社員には怒鳴ったりしません。

正直、お局は頭がおかしいんじゃないかと思うのですが、男性社員も見て見ぬふりで、一向に私へのあたりは弱くなりません。お局がいるせいで、職場の雰囲気も悪くなります。パワハラお局社員のいじめ対策を教えてください。

[相談者:34歳♀/建築会社/事務所職/入社1年目/年収300万円未満/独身]

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回答1:やってもムダ!完全に失敗だったお局のいじめ対策4選

お局さま、やっかいですよね。私もOL時代にお局さまに無視をされ続けたり、「えっ?」と思うような小さなことでも怒られた経験があります。

お局さまのいじめをやめさせるには、正攻法に人事に対応してもらうのが一番です。というのも、私はお局さまのいじめ対策として、次の4つの対策を個人的にやってみたのですが、完全に失敗だったからです。

  1. なるべく笑顔で話しかけたり、飲み会では自分からお酌をする
  2. お局さまの行動パターンを分析する
  3. 他の社員にお局さまの悪口を言わない
  4. お局さまのいいところを探して褒めて持ち上げる

一見すると、効果がありそうですよね?ところが、2年ほどこれらの対策をしても何も変わりませんでした。

そんなお局さまも会社の人事担当には弱かったのです。社内研修の時にいじめの様子を見ていた人事が、お局さまに一言言ってくれたことで、私への無視がなくなったのです。

上司にも「人事との面談のときに、お局と小池さんの関係を聞かれたから、口添えしといたよ」と言われて、「自分で解決しようとしないで、もっと早く人事に相談していたら良かった・・・」と後悔しました。

私は偶然、お局さまからのパワハラの現場に人事の社員がいたことで解決に向かいましたが、自分から相談して人事に動いてもらうには証拠がモノを言います。パワハラの証拠を集めてから、人事に相談してみてください。

というわけで、お局さまのいじめには、自分だけで対策を練っても解決しません。人事からアクションしてもらうのが効果大です。

回答2:お局に変化を求めてはいけない。対策しないのが一番の対策

私たちは働く会社を選ぶことはできても、社内での人間関係までは選ぶことはできません。ちょっと度が過ぎるヒステリックな先輩に当たってしまったことは、「アンラッキー」としてまずは受け入れましょう。これは大半の社会人が1度や2度は経験するもので、そう簡単には回避できないからです。

私はこれまで7回の転職を通じて、職場での人間関係の処世術を身に着けました。そこで得た結論としては、「他人に変化を求めるのは時間の無駄」ということです。対策方法は上司に対して何かするのではなくて、自分の心の持ち方を変えていくのが基本です。

相談内容を拝見する限り、心からわかり合える状況ではなさそうなので、一歩引いて心の距離を置いてください。罵詈雑言を言われても真に受けないで、「心の修行」と捉えて、台風に耐えるつもりで過ぎ去るのを待つのがよいです。

「怒る」という行為はそれなりにエネルギーを消耗します。お局社員もいつまでも怒った状態を続けるのは大変です。半年も経てば、状況が変わることも考えられます。

もし、「半年も我慢できない!」レベルなら、ICレコーダーでお局の言動を録音して、部門責任者もしくは役員に直談判するくらいの大胆な行動が必要です。我慢も直談判も難しいとなると、他の職場を探すしかありません。

まとめると、基本的には心身の距離を置いて、最低限のコミュニケーションに留めて、怒鳴られても真に受けず聞き流すことをおすすめします。

回答3:苦手なお局様だからこそ、仲良くしたいオーラを出す

どこの会社にもこういうお局様っていますよね。できるだけ関わりたくないとは思いますが、苦手な相手だからこそ積極的にコミュニケーションをとってみてください。なぜなら、こちらから仲良くしたいオーラを出せば、相手も悪い気はしないからです。

私が社会人3年目のときに転職した会社にも同じようなお局様がいました。男性社員には優しいのに、新人だった私にだけかなりキツい態度でした。

たとえば、電話対応が終わるたびに私のところへ来て「言葉遣いがおかしい」とネチネチ言ってきたり、お局様が当番の日は手伝えと言わんばかりに「新人なんだからもっと気を遣わないとダメ」と言ってきたり、本当に苦痛でした。

ですが、お局様が担当している業務を考えると、よほどのことがない限り会社からいなくなることはなかったので、「うまく付き合っていくしかない」と腹をくくりました。

嫌味な言い方で注意されても、「(お局様も忙しいのに)ご指導いただいてありがとうございます。勉強になります!」とオーバーに感謝したり、自分が当番じゃなくても他の社員より早く出勤して、当番の人の手伝いをするようにしました。

お局様が当番の日は、手伝いをしながら「今度〇〇について詳しく教えてほしいです!」と積極的に話しかけて頼るようにしてみました。そうすると、お局様からの風当たりも徐々に弱まって、私が困っていると助けてくれるようになったのです。

ということで、苦手なお局様は避けるのではなくて、むしろ仲良くしたいアピールをしてみてください。感謝の言葉を添えたり、わざとらしくならない程度にヨイショするのがポイントです。

回答4:謙虚な姿勢で接して、仲間であることを認めてもらう

そのお局は、もはや気性が荒いという性格の問題ではなくて、あなたに対して攻撃的になっています。あなたを敵であると認識している状況です。なぜ、敵と認識しているのか、私なりに分析してみました。

まず、お局は、あなたが来るまでは職場のなかで紅一点でした。男性社員から仕事を助けてもらったり、ミスを許してもらったりしたことがあるでしょう。逆に、女性らしい気づかいをしたことに感謝された経験もあるかもしれません。

つまり、居心地がよかったのです。それが新人女性の登場で、いきなり先輩社員として指導する立場になってしまいました。もし、新人がミスでもすれば、「しっかり教育してよ」と言われてしまう立場です。

これが仕事のできるお局であれば問題ないのですが、経験値のないお局の場合、自分の仕事に自信がありません。「新人さえいなければ、こんな気苦労をしなくていいのに・・・!」と考えて、いじめに発展することはよくあります。

このお局の場合も、あなたのことが嫌いというより、自分の立場が悪くならないように、いわば自己防衛の現れとしていじめになっていると思われます。

対策としては、あなた自身がお局の懐に入っていくことをおすすめします。たとえば、「この仕事の仕方がよくわからないので、教えてもらえますか?」という感じでコミュニケーションを取ります。

仮に、お局のアドバイスが悪くても文句を言ってはいけません。「そうやるよりも、こっちのほうが簡単ですよ。前職はそうやってました」なんてお局を否定することはご法度です。お局を認めて、褒めることで、仲間と認めてもらうことに徹してください。

このように、特にすぐに感情的になる先輩社員には、「私は仕事ができないので、教えてほしい」といった謙虚な姿勢で接することをおすすめします。お局に敵ではなくて、仲間と認めてもらえば、いじめは解消しますよ。

回答5:マウンティング女子は、まともに相手にしないで適当に流す

女性の人間関係は本当に難しいですよね。お局様は、常に相手より優位に立とうとして、自分が上であることをアピールしたい「マウンティング女子」と言えるでしょう。マウンティング女子には、「負けるが勝ち」という精神で、無意味な攻撃にはまともに相手にしないで、何を言われても適当に流すのが賢明です。

私も、男性中心の職場から女性の多い職場に異動したことがあります。女性特有の人間関係に直面したときは、カルチャーショックを覚えました。

たとえば、仕事の質問をしても嫌な顔をされる、まともな説明もないのに叱責されるなど、理不尽な対応に悩まされました。周囲に聞くと、新しく来た女性社員には必ず同じような態度をとる典型的な「マウンティング女子」だったのです。

マウンティングをする心理は、自分への自信のなさや、「傷つきたくない」という自己防衛から生まれます。敵とみなした相手を負かすことでしか自分の存在価値を認められないため、常に「敵か味方か」で人を判断して闘うことでしか人間関係を築けないのです。ただし、裏を返せば「勝った」と思えば、それで満足します。

そこで、質問に嫌な顔されても「一度聞けば済む」と割り切る、激しい叱責にも「以後気をつけます」と淡々と対応していたら攻撃は減ってきました。

ということで、無意味な攻撃や挑発は徹底的にスルーしましょう。毅然とした態度で仕事を全うしていれば、自然と周囲の信頼を勝ち取れます。普通に付き合える人が集まってきますので、職場の雰囲気改善にもつながります。

回答6:人事部門へ異動願いを出して、状況を変えるしかない

自分だけがいじめのような仕打ちを受けて、まわりの男性社員も助けてくれない状況はとても辛いですね。

この状況を解消するには、証拠を用意して人事部門へ異動願いを出すことがおすすめです。なぜなら、八つ当たりのような意地悪をする人は自己中心的で反省をしない人なので、本人を変えるのではなくて、状況を変えるしかないからです。

また、まわりの男性社員が見て見ぬふりをしていることから、人事部門へ助けを求めることが必要です。人事部門へのお願いはお局社員への注意ではなくて、異動願いを出してください。注意になってしまうと、相談のあとにいじめが悪化するからです。

そして、人事部門に相談する際は、いじめを受けている状況を録音して、客観的な事実と一緒に伝えることも大切です。お局社員がいじめを否定した場合、人事は入社1年目のあなたの話を聞いてくれない可能性があるからです。

このやり方は、私が人事部門にいた時に「先輩社員からのいじめがひどい」という相談で対応したやり方です。異動後は、先輩社員が相談者と社内ですれ違っても何もなかったかのような態度になって、状況を改善することができました。

ということで、お局社員のいじめ対策としては、いじめ現場の録音をした客観的な証拠を用意して、人事部門へ異動の相談をしてみることをおすすめします。

回答7:小まめに好意を伝えて、味方だと認識してもらう

自分にだけ厳しくあたってくるお局がいると、とても辛いですよね。このようなお局に対しては、「小まめに好意を伝えて味方にする」ことをおすすめします。

以前、キャリアカウンセリングの際に同じような相談を受けたことがありました。その人は、「お局から毎日嫌味を言われて、このままでは勤務も続けるのも難しいです。でも、異動は考えられないです」と、悩んでいました。

お局は基本的に「敵」と「味方」を分けています。この場合の「敵」とは、「自分の業務や縄張りを侵す人」です。

今回のご相談のケースでは、「職場に女性は二人だけ」ということですので、今までは女性一人という特別な立場であったのが二人となり、現時点では「自分の縄張りや業務を侵す人」になってしまっている可能性が高いです。

そのため、「自分はあなたの縄張りを侵す人ではないのです。むしろ助けになる人です」と、伝えることが重要となります。

具体的には、

  1. 何かの借りを作ったら、小さなプレゼントと感謝のメッセージを付けて返す
  2. 注意をされたら、「申し訳ありません。私も早く◯◯さんのようになれるようにがんばります」と尊敬していることを口頭やメールで伝える

という方法です。少々わざとらしいかもしれませんが、このような好意を伝えられて悪い気がする人はめったにいません。実際、クライエントの事例では好意を伝えるようになって1ヶ月ほどでお局の態度が激変して、「営業から困ったことを言われた時に、守ってくれるようにまでなりました」と言っていました。

というわけで、お局に敵ではないことをわかってもらうために、なるべく小まめに感謝や好意を伝えてみてください。

3行まとめ:お局のいじめ対策に有効なのは・・・

  • お局の性格を変えるのは無理。人事部に異動を相談する
  • お局に好意や感謝をオーバーに伝えて、味方・仲間であることをアピール
  • まともに相手をしてはいけない。自分の心の持ち方を変えて適当に流す
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