年下の女性上司から、きつい口調で注意されるけど、逆パワハラが怖くて言い返せない。どう対応したらいい?

今回は「年下の女性上司に、きつい態度をとられる」という悩みにお答えします。

ベビー・キッズ用品の小売販売の仕事に転職しました。男性が自分ひとりで、年下の上司含めて全員女性の職場です。夜の18時から仕事終わりの21時過ぎまで、年下(3つ下)の上司とよく2人きりになるのですが、2人きりになった途端に、上司の口調が変化するのです。

些細なミスをきつい言い方で注意するようになったり、わからないことがあって教えてもらおうとすると、非常に感じが悪くなります。

具体的には、商材の置き場所が少しでもずれて置いてしまうと、「だからコレはここに置かないで言ったでしょ!」と怒鳴られたり、「以前、誰かに教えてもらったよね?なんでまだできないの?」と言われます。

ですが、他に従業員がいる場所では、そんな口調にはならないですし、そういった雰囲気も全く出さない人なので、他の従業員に相談しにくいです。女性同士の絆みたいなものを感じて、逆に「それホントなの?」と私が疑われてしまいそうです。

上司に「なぜ、自分にだけそんな強い態度を取るのですか?」と言い返すこともできるのですが、年下の女上司だけに、泣かれて逆パワハラだの言われてしまいそうで、怖くて言い出せません。このような年下の上司にはどのような対応をすればよいでしょうか?

[相談者:28歳男性/ベビー・キッズ用品/販売職/入社1年目]

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回答1:「そういう性格の人」と受け流す。無理ならパワハラの証拠集めを

年下上司の態度が時と場合によって変わって、対応にお困りのようですね。年下で女性の上司であることが、対応しにくいポイントのようですが、上司でなくてもこういう性格の人はいます。なので、「そういう性格の人」と思って接して気にしないことが一番楽な対応です。

人の性格はなかなか変えることができないので、心の中で「また出た!」「この人コロっと変わるな~!」などと思って、あっさりと受け流すと、だんだん慣れてきます。

でも、ご自分では気になって受け付けられなかったり、仕事に支障が出たり、心身ともにストレスが溜まるなら、パワハラとして証拠集めをしてください。

集める証拠は、メモ(日時、されたり言われたりしたこと、周りに誰がいたかなど)や動画や音声の録音などです。特に、動画や音声の録音は動かぬ証拠となります。スマホでも手軽に証拠集めができるので、何パターンかあると説得力が増します。

それから、周りに社員がいる状況で、直接上司になぜ自分にだけにそんな態度をとるのか聞いてみてください。証拠があれば、根拠のない話ではないこと、逆パワハラでもないことが証明できますし、自分のしていることも周りに証明できます。

というわけで、年下の女性上司への対応は、「そういう性格の人」と割り切って強い態度を受け流すことです。それが我慢できなければ、パワハラの証拠集めをしてから他の社員の前で直接、強い態度の理由を聞いてみることをおすすめします。

回答2:他の社員がいる場所で思い切って反撃してみる

転職したばかりなのにツラい環境ですね。今の上司との関係を変えるには、「上司の理不尽な言動に困っている」とはっきり意思表示することです。黙って耐えていたところで、いじめる人は調子に乗ってさらに攻撃してくるからです。

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私も30歳で転職をしたときに、転職先にいた男性の先輩社員Aさん(3つ年下)が上司や他の社員がいないときにだけ、高圧的な態度で接してくるので悩んだことがあります。

年下とはいえ先輩だし、私は入社してまだ2~3ヶ月だったのでしばらくは我慢していました。Aさんには、頼まれた仕事を忘れないようにしつこく何度も念押しされたり、わからないことを聞くと「前にも教えましたよね?」と言われたり、かなり仕事がやりにくかったです。しかも、こういった発言は二人きりのときにだけしてくるのです。

上司や他の社員にそれとなく相談もしましたが、「Aさんはまだ若いから、澤井さんが育ててあげる気持ちでよろしくね!」と言われるだけで、状況の改善にはつながりませんでした。

そこで、他の社員もいるミーティングの場で思い切って不満をぶつけることにしました。都合よくAさんが「澤井さんが入社したばかりで要領をつかめてないので、成果につながっていない部分もある」という発言をしたので、「それは違いますよね?」と反論したのです。

続けて、わからないことを聞いても明確な返答をくれないこと、共に仕事をするパートナーなのに高圧的な態度をとって対等な立場で意見交換をさせてくれないことが不満だと伝えました。

すると、それ以降、Aさんは高圧的な態度で接してくることはなくなりました。業界経験は私のほうが長かったので、私の意見を聞きながら仕事を進めてくれるようになりました。

ということで、思い切って年下上司に反撃してみることをおすすめします。ポイントは、他の人もいる場で、感情的にならずに反撃することです。我慢し続けて体調不良になる前に行動を起こしてください。

回答3:ひたすら感謝することで、上司の態度を軟化させる

まず、女性上司の状況を整理してみましょう。女性は男性よりも体力は弱いですし、まだまだ男性の管理職が多い社会で、年下で女性でありながら「上司」という役割を担うのはなかなか大変なのかもしれません。

だから、「なめられたくない!」「女性でも年下でもやれるんだ!」ということを精一杯見せつけるために、キツイ言い方になっているのだと思われます。そんなときに男性部下から「なぜ、自分にだけそんな強い態度を取るのですか?」と言われたら、それこそ「女だからってなめられた!」と傷ついて泣くこともありそうです。

だからといって、言われっぱなしもしんどいですよね。そんなときは、ひたすら感謝する作戦に打って出ましょう。

「だからコレはここに置かないでって言ったでしょ!」と怒鳴られたときには、「ご指摘ありがとうございます。〇〇さんは細やかにご指導くださるのでありがたいです」と感謝を伝えます。

「以前、誰かに教えてもらったよね?なんでまだできないの?」と言われても、「ご指導いただきありがとうございます。××についてはまだ自分でも理解できていない部分があるように感じます。この機会に確認させていただいてもよろしいでしょうか?」と受けとめて返します。

上司から投げつけられた言葉の剛速球を、キャッチしてふんわりと投げ返しましょう。これを繰り返すうちに、上司も自分だけが本気の剛速球を投げていることがだんだん恥ずかしくなってきて、態度も言葉も少しずつやわらかくなっていくはずです。

というわけで、年下の女性上司にはひたすら感謝の言葉を投げて、態度が軟化することを狙いましょう。

回答4:まずは自分のミスを減らして、上司が口を挟む余地を与えない

上司への態度と部下への態度があからさまに違う人って、どこの職場にもいます。性別や年齢よりも、その人自身の資質によるものです。しかも、自分の態度が変わったことで、相手(部下)に不快な思いをさせている自覚がない場合も多くて、たちが悪いです。

今回は、年下の女性上司ということですが、特に性別年齢に関係なく、次のように対処してください。

まずは、相手に対して、「表裏のある人」と認めてください。相手の性格は直すことはできません。「この人はこういう性格だから」と受け入れて、いちいち気にしないようにします。

同時に、あなた自身はできるだけ早く「仕事を覚える」努力をします。今回のケースは仕事上のミスを厳しく指摘されていますので、仕事ができるようになれば必然的に顔を合わせる時間が減って、距離を置くことができます

仮に覚えることがたくさんあって、仕事ができるようになるまで時間がかかる場合でも、同じことで2度注意されないように気をつければ、指摘されることはなくなるはずです。

現時点では、仕事ができていない点を厳しく指摘されている状況です。いわば、自分自身にも注意される理由があるわけですから、まずは上司が口を挟む余地を与えないように、早く仕事を覚えることで対処してください。

回答5:上司の地位を脅かす存在ではないことを伝える

今回のケースのように、二人になったときだけ口調がきつくなる場合には、折に触れて相手を敬っていることを伝えることをおすすめします。

私の以前の職場は、女性の店長が多い職場でした。その中で、各店長の悩みを聞くことも多かったのですが、「男性社員になめられている気がして、きつく当たってしまう」「年上の社員がたくさんいるので、威厳を示さないと店がまとまらない気がしてつらい」という意見が非常に多かったです。

女性店長のみなさんは、男性や年上の社員に対してどう接したらいいのか、悩んでいたのです。

今回の年下の女性上司も、同じような悩みを抱えていて、その裏返しできつい態度になってしまっている可能性が高いです。これを改善するには、「私はあなたが上司でよかったと思っている」「私はあなたの地位を脅かす存在でない」ということを態度や言葉で伝えるのがよいです。

例えば、「コレはここに置かないで!」と怒鳴られたときは「申し訳ありません。でも、いつも店全体のことを考えてくださっていて、本当に尊敬しています」という具合で返すのです。

上司も、あなたが「自分の味方である」とはっきりわかれば、ひどい態度はとらないはずです。ですので、上司を敬っていることを伝えて、様子を見てみてください。

3行まとめ:年下の女性上司の態度がパワハラのようにキツいときの対処法

  • 「そういう性格の人」「表裏のある人」と受け流して気にしない
  • パワハラの証拠を集めて、他の社員もいる場所で反撃する
  • 「上司の地位を脅かす存在ではない」ことや、尊敬・感謝の念を伝える
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